

悪魔のKISS(あくまのキス)は、1993年7月7日〜9月22日にフジテレビ系で放送されたテレビドラマ。
地方から上京してきた3人の女性が宗教地獄・性地獄・カード地獄に落ちていく姿を描いた。
放映当時、主役の一人に抜擢された常盤貴子はまだ無名の存在だった。
常盤がアルバイトで勤めるファッションヘルスに寺脇康文が客として現れるシーンにて、ヌードも辞さない体当たりの演技が話題となり、常盤が新進女優としてクローズアップされるきっかけとなった。
このシーンの存在は、後に常盤の人気が上昇してからも語り草となる。他のCX系テレビドラマの多くがビデオ化されているにもかかわらず、このドラマがビデオ化されていないのは上記の理由で所属事務所が版権を買い取ったためだ。
二回目以降の再放送では、このシーンはカットされたりした。特に第九話は目隠しをされて、複数の老人に弄ばれるシーンがあるため、規制の厳しい現在では再放送は絶望的といえよう。
●スタッフ
藤みさを:性地獄に落ちる-奥山佳恵
柘茉莉子:カード地獄に落ちる-常盤貴子(ファッションヘルスでの源氏名に「みさを」を使った)
朝倉幸子:宗教地獄に落ちる-深津絵里
田村京平-大鶴義丹
加藤明夫-寺脇康文
佐渡研-西島秀俊
金田浩-益岡徹
北原れい-黒田福美
佐渡香代-中島ひろ子
●サブタイトル
企画:小林義和、小川晋一(フジテレビ)
プロデューサー:三宅川敬輔、小泉守(イースト)
脚本:吉田紀子(富良野塾出身)
監督:林徹(フジテレビ)、上川伸廣(イースト)
音楽:長谷部徹
製作:イースト
制作著作:フジテレビ
主題歌:サザンオールスターズ「エロティカ・セブン」
挿入歌:加藤いづみ「好きになって、よかった」
●常盤 貴子(ときわ たかこ)プロフィール
プロフィール
生年月日: 1972年4月30日
出身地: 日本神奈川県横浜市
血液型: A型
身長 / 体重: 162 cm / 52 kg
スリーサイズ: 85 - 58 - 85 cm
神奈川県横浜市港北区出身。
父親の仕事の都合で、小学校4年になってから兵庫県西宮市へ移住。西宮市立春風小学校、西宮市立上甲子園中学校を経て、西宮市立西宮東高等学校(先輩に俳優の堤真一がいる)に入学するが、高校1年まで在学して関東へ帰り、駒沢女子高等学校(現・駒沢学園女子高等学校)に転入、卒業。そして、関東学院女子短期大学家政科生活文化専攻(現・関東学院大学人間環境学部)卒業。この時にいくつもの大学受験に落ちまくったという挫折を経験している。
1991年夏頃に自ら現事務所の門を叩き、芸能界入り。しばらくは、原宿の歩行者天国で路上ライブ(このライブにはデビュー前のMANISHも出演していた)の司会をするなど、下積み生活が続く。その年末にTBS系SPドラマ「イブは初恋のように」で女優デビューした後、ドラマの脇役やCMの仕事が入るものの、なかなか芽が出なかった。
1993年夏、フジテレビ系ドラマ「悪魔のKISS」で、カード地獄に落ち借金苦から風俗嬢に転落する女子大生役を熱演し、一躍新進女優の仲間入りを果たす。トップバストを露わにしてヌードシーンを披露したことでも大反響を呼び(所属事務所が版権を買い取った為、同ドラマはビデオ化されていない)、それからしばらくはセクシーな役柄でドラマや映画への起用が続く。 1994年春、CMアサヒ飲料「チャティ」に真っ赤なドレス姿で登場。この頃、ドラマへのレギュラー出演が増えていくのに比例してか、アメリカ屋靴店やキヤノン、マンダムなどCM出演をいくつも増やしている。
1994年秋、TBS系ドラマ「私の運命」で不倫と純愛の間をさまよう上昇志向の強い看護師役を好演。この時、制作した貴島誠一郎に才能を見出されたことが、後の「等身大の純愛ヒロイン」としての大躍進につながっていく。
1995年夏、TBS系ドラマ「愛していると言ってくれ」では、耳が不自由な青年画家(俳優豊川悦司)の恋人役を演じ、大ヒットさせた。その後も数々の連ドラで主演。1996年春から1997年夏まで5作の連ドラ撮影を主役級で連投。コメディーからシリアスまで様々な役柄を演じて出演作全てをヒットさせたため、この時期から彼女は「連ドラの女王」と呼ばれるようになった。
1999年夏公開の香港映画「もういちど逢いたくて〜星月童話」で俳優レスリー・チャン(張國榮)と共演。この出演を機に本格的に映画に進出する。また、この出演をきっかけに中国を題材にした作品への出演意識も高めている。
2000年冬、主演したTBS系ドラマ「ビューティフルライフ」で30%を超える平均視聴率(最高視聴率41.3%)を獲得し、名実ともに今日を代表する主演女優の1人になった。主人公として演じた車椅子での生活ぶりは、当時「車椅子 常盤貴子モデル」の登場等かなりの社会現象を呼んだ。 ちなみに、彼女のステップアップのこれまでの中心になっていたTBS系ドラマへの出演は、「ビューティフルライフ」以後は2003年のショートドラマ1作品だけという疎遠ぶりで、最近はフジテレビやテレビ朝日の作品に絞っている。
2005年春、KERA・MAP「砂の上の植物群」で舞台に初出演した。その後も舞台出演を毎年1作品のペースで継続しており、これを本人が舞台を新たなキャリアにしようとしていることの表れと見ることもできる。
数多くの連続ドラマに出演しており、連続出演の実績から「連ドラの女王」「ドラマクイーン」と呼ばれている。表情豊かで演技力があり、不思議な透明感、度胸と迫力を備え、時に見せるコミカルな庶民派キャラ、トークで見せる気さくな性格を持つ女優である。スターダストプロモーション生え抜きでの初の主演級女優であり、同事務所の看板女優の1人である。また彼女のキャリアアップの過程が1990年代における同事務所の急激な発展と軌を一にしているため、彼女こそ同事務所のパイオニア的存在であるとすることもできる。
一連の北川悦吏子作品の成功のゆえ、真直ぐで一生懸命な純愛ヒロインのイメージが強いが、「理想の結婚」や「みにくいアヒルの子」などのコメディー作品から、「流転の王妃・最後の皇弟」,「赤い月」などのシリアスなものまで様々な作品に出演し、幅広い役どころを演じている。役柄に合わせて髪型を変えるが、その都度観え方が変わる女優であり、また自分を役柄に合わせて演じることができる実力派女優でもある。
デビュー当時、「悪魔のKISS」や「SAEKO」などでクールでセクシーなキャラクターを何度か演じたためか、女性だけでなく男性のファンも多い。
海外の映画俳優との共演や連ドラの海外テレビ放送により、中国や東南アジアにも多くのファンを持つ。特に中国(香港も含む)への関心は極めて高く、香港映画に度々ヒロイン役で出演しただけではなく、日本のテレビドラマ出演においても「流転の王妃・最後の皇弟」や「玉蘭」のように中国が舞台の作品への主演も積極的にこなしている。
羽田実加や沢尻エリカ、鈴木えみ、原史奈など、事務所の後輩にファンが数人いる。沢尻はTVガイド2007年9月26日発売号で自らが常盤ファンであることを明言している。また、金田美香や小倉智昭、眞鍋かをり、内山理名、川村亜紀、川村由紀など、芸能界の中にもファンを数多く持つ。
30歳を過ぎたころから、活動の場を連ドラから映画・舞台へとシフトしてきており、女優活動の場を広げている。最近は、フジテレビ系2夜連続スペシャルドラマ「ザ・ヒットパレード〜芸能界を変えた男・渡辺晋物語〜」(2006年)で2年半ぶりにテレビドラマで主演し、渡辺美佐・渡辺プロダクション現会長役を演じている。映画は「間宮兄弟」や「地下鉄に乗って」、「魂萌え!」、「筆子・その愛」に続けて出演。舞台も2006年の「タンゴ・冬の終わりに」に続き、2007年秋の2ヶ月公演舞台「恐れを知らぬ川上音二郎一座 The Fearless Otojiro's Campany」へのヒロイン役での出演も決まっている。これまで彼女の活動の中心だった連ドラからは4年以上遠ざかっているが、スペシャルドラマでの主演は定期的に続けている(最新作は2007年〜2008年の年末年始に放送が予定されているフジテレビ系スペシャルドラマ「眉山」)。本人は雑誌インタビューなどでしばしば連ドラをホームグラウンドと呼んでおり、作品に納得さえすれば連ドラ主演することへの意欲は持っているものと思われる。
彼女はスターダストプロモーションという大手の事務所に所属しているが、他の大手事務所にありがちなマスコミ記事やワイドショー取材、テレビCMなどを駆使した大々的な個人宣伝に頼ったプロモーションとは一線を画して、俳優としての活動に関連したプロモーション以外は一切行っていない。また、彼女が確立しているこうしたプロモーション方法は、同事務所の後輩俳優たちにも脈々と受け継がれている。どんなに後輩たちが台頭していても彼女が名実ともに同事務所を代表する存在であり続けている理由は、ここにもある。
神奈川県横浜市の生まれだが、小中高の数年間を兵庫県で育った為、関東に帰ってから現在に至るまで普段は関西弁を話すことが多い。公式ホームページにおいても、関西弁まじりの彼女のコメントがよく見受けられる。
私生活では、お笑い芸人である松本人志との交際が長く噂されていたが、2005年8月に劇作家・演出家・俳優の長塚圭史との恋愛が発覚した。
両親と姉一人がおり、TVや雑誌のインタビューで仲のいい彼女の家族関係がしばしば語られている。ちなみに父親とは、温泉やニューヨーク観光など旅行をともにすることしばしばとのこと(TBSテレビ「はなまるマーケット」に3度目のゲスト出演をした時のコメントより)。
クラシックカー、テニス、プロ野球観戦、宝塚歌劇、吉本のお笑い、本格派カフェ、アンティーク家具・グッズの収集、等。本格派カフェについても結構詳しいとのこと。
現在の愛車は、バンデン・プラ・プリンセス(刑事貴族の俳優水谷豊が使用していたのと同型。略称・バンプラ)。アルファ147に乗り換えたという説(雑誌「ベストカー」2006.6.26号より)もあったが、テレビ朝日系ドラマ「玉蘭」放送当時に掲載された朝日新聞のインタビュー記事によると、2007年時点でもバンプラに乗り続けている模様。
プロ野球は、熱狂的な阪神タイガースファンで、西宮市在住時代は阪神甲子園球場ライト側外野席の常連だったらしい。その一方、高校時代に西宮球場で売り子のアルバイトをしていた。
多感な少女時代の7年間を兵庫県西宮市で過ごした。すでに放送が終了(2005年)した土曜朝の関西テレビ情報番組「いつでも笑みを!」に出演した際に上沼恵美子に語ったところによると、西宮に引っ越して来るまではおとなしくて引っ込み思案な性格だったが、引っ越して来てからは関西の子供の気取らぬ開放的な行動に感化されて性格が180度変わったとのこと。また、西宮時代以来、宝塚歌劇や吉本のお笑いをこよなく愛してきたとのこと。本人が言うには、現在でも日常ではほとんど関西弁で話している。事実、親友加藤紀子や女優仲間の水野美紀とラジオで共演した際に、三重県出身の彼女たちを前にハイテンションな関西弁を話していたこともある。また「自分は関西人」とも言っている。
西宮東高校1年のときにテニス部。短大時代にテニスサークルに入っていた。
音楽とも若干の縁があり、中学時代は、中学吹奏楽の名門として知られている上甲子園中学校吹奏楽部に在籍し、クラリネットのパートリーダーを務めていた。
テレビドラマ
イブは初恋のように(1991年、TBS)
デパート!夏物語(1991年、TBS)
太平記 第48回と最終回のみ(1991年、NHK)
十年愛(1992年、TBS)
シャンプータイム(1992年、NTV)
愛はどうだ(1992年、TBS)
離婚パーティー(1993年、TBS)
悪魔のKISS(1993年、フジテレビ) - ファンにとっては衝撃的なシーンもあった。
ザ・ワイドショー(1994年、NTV)
湯けむり女子大生騒動(1994年、テレビ朝日)
そっとさよなら (ドラマBOX「君に伝えたい」第9話)(1994年、毎日放送)
乱歩 妖しき女たち(1994年、TBS)
カミング・ホーム(1994年、TBS)
パパはニュースキャスター 帰って来た鏡竜太郎スペシャル(1994年、TBS)
私の運命(1994年、TBS)
禁じられた遊び(1995年、NTV・読売テレビ)
愛していると言ってくれ(1995年、TBS)
まだ恋は始まらない(1995年、フジテレビ)
みにくいアヒルの子(1996年、フジテレビ)
真昼の月(1996年、TBS)
ひとり暮らし(1996年、TBS)
理想の結婚(1997年、TBS)
みにくいアヒルの子 春休みスペシャル(1997年、フジテレビ)
最後の恋(1997年、TBS)
みにくいアヒルの子 涙の卒業スペシャル(1998年、フジテレビ)
めぐり逢い(1998年、TBS)
タブロイド(1998年、フジテレビ)
美しい人(1999年、TBS)
ビューティフルライフ(2000年、TBS)
カバチタレ!(2001年、フジテレビ)
ロング・ラブレター〜漂流教室〜(2002年、フジテレビ)
恋愛偏差値第二章 Party(2002年、フジテレビ)
LOVERS 恋愛アンソロジー「聖セバスティアヌスの掌」(2003年、TBS)
みにくいアヒルの子 涙の再会スペシャル(2003年、フジテレビ)
流転の王妃・最後の皇弟(2003年、テレビ朝日)
ザ・ヒットパレード〜芸能界を変えた男・渡辺晋物語〜(2006年、フジテレビ)
玉蘭(2007年、テレビ朝日)
眉山(放送日未定、フジテレビ)
テレビ・バラエティ番組
殿様のフェロモン(1993年-1994年、フジテレビ)
ライオンのごきげんよう(1994年3/30、31、4/1。フジテレビ)
スーパークイズスペシャル(1995年3月22日、日本テレビ)
禁じられた遊びチームとして出場
FNS番組対抗!ザ・秋の祭典スペシャル(1995年9月25日、フジテレビ)
まだ恋は始まらないチームとして出場
FNS超テレビの祭典(1996年3月29日、フジテレビ)
みにくいアヒルの子チームとして出場
映画
いつだって今が始まり(1992年、ファンハウス)
SAEKO(1994年、アドバPR)
もう一度逢いたくて〜星月童話(1999年、香港)
ファイターズ・ブルース(2000年、香港)
千年の恋 ひかる源氏物語(2001年、東映)
ゲロッパ!(2003年、シネカノン)
赤い月(2004年、東宝)
星になった少年 Shining Boy & Little Randy(2005年、フジテレビ=東宝)
間宮兄弟(2006年)-(2006年5月13日公開、アスミック・エース)
ブレイブストーリー(2006年7月10日公開、フジテレビ)‐女戦士カッツ役(声の出演)
地下鉄(メトロ)に乗って(2006年10月21日公開、ギャガ=松竹)
魂萌え!(2007年、シネカノン)
筆子・その愛 -天使のピアノ-(2007年公開、現代ぷろだくしょん)
アフタースクール(2008年5月公開予定、TBS&アミューズ)
舞台
KERA・MAP#003 砂の上の植物群(2005年)‐5月1日〜14日新宿シアターアプル
TEPCO・1万人コンサート16th 真説・山椒太夫「世界劇・黄金の刻」〜愛と永遠の絆〜(2006年)‐9月30日九段日本武道館
タンゴ・冬の終わりに(2006年)‐11月4日〜11月29日Bunkamuraシアターコクーン
恐れを知らぬ川上音二郎一座 The Fearless Otojiro's Campany(2007年)‐11月予定 日比谷シアター・クリエオープニング記念公演、三谷幸喜作・演出
ラジオ
常盤貴子 ムーンライトパニック(ニッポン放送)
CM
日清製粉(おしるこ&ぜんざい)
丸井(丸井フレッシャーズ)
アサヒビール飲料(チャティ)
アメリカ屋靴店(企業)
マンダム(LUCIDO,LUCIDO-L)
スリムビューティーハウス(企業)
キヤノン(オートボーイルナ)
東京アカデミー
キヤノン(メディオ1200シリーズ)
キヤノン(ファクスホン)
IDO〜現au by KDDI(携帯電話)
江崎グリコ(ポッキー)
江崎グリコ(ジャイアントコーン)
日産自動車(ブルーバード)
角川書店(東京ウォーカー)
ロート製薬(新Vロートプラス)
カルピス(カフェ・ラ・モード)
住友ゴム工業(ダンロップ・デジタイヤ)
明治乳業(高原育ち6Pチーズ)
ファイザー・コンシューマー/アダムス(リカルデントガム)
サントリー(熟茶)
日本コカコーラ(爽健美茶)
カネボウ化粧品(フレッシェル・ホワイトC、フレッシェル・モイストリフト、コフレドール)
ダイドードリンコ(デミタスコーヒー)
ロトシックス
[受賞歴
[編集] テレビ
第1回エランドール賞新人大賞(愛していると言ってくれ(1995年))
第5回橋田賞個人賞(最後の恋(1997年))
第26回放送文化基金賞女優演技賞(ビューティフルライフ(2000年))
ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞主演女優賞(愛していると言ってくれ(1995年))
ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞主演女優賞(真昼の月(1996年))
ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞主演女優賞(理想の結婚(1997年))
ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞主演女優賞(最後の恋(1997年))
ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞助演女優賞(美しい人(1999年))
ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞主演女優賞(ビューティフルライフ(2000年))
第1回日刊スポーツ・ドラマグランプリ主演女優賞(最後の恋(1997年))
第3回日刊スポーツ・ドラマグランプリ主演女優賞(ビューティフルライフ(2000年))
映画
第28回日本アカデミー賞主演女優賞(赤い月(2004年))